グルテンフリーで食べられない食品
小麦アレルギーの方はもちろんのこと、特にアレルギーなどの疾患がない方からも注目されているグルテンフリー。小麦をカットする食事ですが、いざ実践するとなると、食べられないものがたくさんあります。
パンやパスタがNGなのはもちろんのこと、天麩羅やカツなどの衣のついている揚げ物、餃子やしゅうまい、焼きそば、うどん、ブイヨンキューブや粉末のだしの素、ドレッシング、カレーやシチュールウなどなど…小麦が使われている食品はとても多いのです。
おすすめのグルテンフリー調味料
小麦が使われている食品があまりにも多く、「どんなメニューを作ればいいのかわからない」という悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
そんな方はまず、基本となる調味料を見直すことから始めましょう。砂糖と塩は問題ありませんが、醤油、味噌、お酢、ケチャップやソース、ドレッシングなどには小麦粉が含まれているものがあります。食品表示で小麦粉が含まれていないかどうかをチェックして、グルテンフリーの調味料をそろえましょう。これだけで、献立の幅がぐんと広くなります。
グルテンフリーの調味料の中でも、人気を集めている商品をみていきましょう。
お醤油では、イチビキの「小麦を使わない丸大豆醤油」が人気。原材料は丸大豆と塩、アルコールだけ。濃口醤油として、安心して使うことができます。
マヨネーズは「松田のマヨネーズ」がおすすめ。無添加・オーガニックにこだわったマヨネーズとして、高評価を得ている商品です。一般的なマヨネーズに使われるお酢には小麦や大麦が含まれていることが多いのですが、松田のマヨネーズに使われているのは、純リンゴ酢です。リンゴから作られたお酢ですから、グルテンの心配はありません。
ウスターソースやケチャップにも酢が使われているので、小麦粉が入っていることが多いので注意しましょう。
おすすめのウスターソースは、光食品から販売されている「ウスターソース(国産有機野菜・果実使用)」。こちらは、国産有機野菜と果実を主原料に、酸味には純米酢が使われているので安心。光食品は数種類のソースを販売していますが、ほかのウスターソースや中濃ソースには小麦粉から作られた醤油が使われているものが多いので、購入時に間違えないようにしましょう。
小麦粉や麺の代替え品の用意も忘れずに
小麦の代替え食品を用意することも、グルテンフリーを長続きさせるポイントです。
小麦粉の代わりとなる粉には、米粉や玄米粉といったお米から作られているもの、大豆から作られる大豆粉、数種類の原料を混ぜ合わせたミックス粉などが販売されています。自宅でパンを焼いたり、お菓子を作ったりするなら、グルテンフリーの粉は不可欠です。フライパン一つで手軽にスイーツが完成しする、グルテンフリーのパンケーキ粉も人気です。
麺類が好きな方は、小麦粉から作られたパスタなどの代わりに、ビーフンやフォーといった米粉から作られた麺を使うのがおすすめ。このほかにも、とうもろこしや豆、玄米などから作られたグルテンフリーのパスタなど、バリエーションが豊富です。