アレルギーを気にするなら!食物アレルギー研究会

私たちの体内には、ウイルスや細菌から身を守ってくれる、免疫という働きがあります。この免疫の反応が過剰になってしまうことによって、アレルギーが起きます。異物だと免疫系が排除しようと攻撃をしてしまい、体が痒くなったり咳が出たりするのです。現代では、アレルギーに悩む方が多くいます。解決策がわからず、不安に思う方も少なくないです。とくに子どものアレルギーは、気を使う部分が多いでしょう。料理を作る親からすれば、毎食が同じものを出すわけにはいきません。食物アレルギー研究会では、診療、及び食事指導をしています。そのため、対策や解決へ近づける場所です。会員であれば、会員同士での情報交換も行えるので、不安を解消できる場所でもあります。

■食物アレルギー研究会とは

食物アレルギー研究会は、国立病院機構相模原病院がアレルギー性疾患研究部を発足し、患者を支援する活動をしています。また、食物アレルギーの研究も行っているほか、その情報を提供している研究会です。情報の提供を行う活動では、集会を開いたり、研究会誌を発行することで情報が発信されます。

負荷試験を行っている場所でもあるので、食物経口負荷試験を希望者に行っています。これは、アレルギーか定かではないけれど、疑いがある食品を、分割摂取することで症状の有無を確認することができる検査です。アレルギー反応がでた原因の食べ物をはっきりさせる診断であり、安全性を確かめるものでもあります。また、耐性を得られるかどうか診断するために行う検査です。リスクが高い患者では、少量からスタートさせ、その結果に応じて量を増やしていきます。

■入会すれば、研究についての資料を読める!<\h3>
食物アレルギー研究会では、会員制度があります。会員同士での意見交換や研究会誌を読むことができます。また、アレルギーの情報を得ることができるため、食物アレルギーに不安がある方は必見です。

■アレルギーへの理解を深める

アレルギーへの理解を深めるためには、情報が必要です。そのため、アレルギー研究会では、さまざまな情報を提供しています。現代はアレルギーを持つ人がほとんどで、食物だけでなく花粉やハウスダストなど、数は限りがありません。特に現代は食物が豊富のため、アレルギーを持つ人は、何を食べればいいのか不安になる方も多いです。そんな方のために、栄養の取れる食事指導も行っています。ホームページにある質問コーナーでは、患者から寄せられた質問を読むことができます。

大人は確認して摂取しないよう避けることができますが、子どもは違います。大人がしっかり確認していなくては、誤って口にしてしまう可能性が高いです。そのようなときの対応や、学校など目の届かないところでの対処方法などを読むことができます。

大人でも「これはどうなんだろう?」という内容の些細な疑問や不安を解消してくれるため、アレルギーを気にしているのであれば、目を通しておくのがおすすめです。