アレルギーとは、食物や花粉、ハウスダストなどによる炎症反応です。この炎症反応は、害のないものまで攻撃しているため、体内や体外であらゆる症状が出てしまいます。その症状はさまざまなものがあり、鼻水やくしゃみ、咳などが体内での炎症です。体外のものは、痒みや赤み、むくみやじんましんなどがあります。しかし、そのような症状が出ても、原因が何かはっきりさせることはできません。
■アレルギー検査をして
そんなときに知っておいてほしいのが、アレルギー検査です。血液を採取することで、さまざまな項目の検査が可能です。吸い込むことで発生する吸入系と、食べることで発生する食物系があり、一度で多くのアレルギーを調べることができます。検査項目を選ぶことで、「本当にアレルギー反応の原因はこれなのか」とはっきりさせることができます。しかし、項目の変更ができません。そのため、「アレルギーの原因が思い当たらない」という方は、代表的な物質の反応がわかる『View 39』を選ぶことをおすすめします。
『View 39』は、全部で39項目を一気に調べることができるので、アレルギー対策として受けるのもいいでしょう。予防として、アレルギーの疑いがあるものを知っておくと、反応が出たときの対処がしやすいです。避けることが最善ですが、誤って食べてしまったときに原因がすぐに判明するでしょう。
アレルギー反応がなくても、体調の悪いときに症状が出る場合があります。そんなときにもアレルギー検査をしておくと、原因を特定しやすいです。
■アレルギーの対策もできる
アレルギーが起こると、体のあらゆる場所で、アレルギー反応という症状が出てきます。この症状は、人によっては死に至ることもあるため、世界中で危険視されています。しかし、検査をしなければ、アレルギーだということはわかりません。「アレルギーかも?」と普段から疑っているのも難しいでしょう。特に食物のアレルギー確認が難しく、食べていきなり呼吸困難になることもあります。そんな食物のアレルギー対策は、必ず表記されるアレルギーの7品目を避け、原材料を確認するようにしましょう。食べたものを書き留めておくことも、対策になります。7品目だけではなく、そのほか表記が進められている20品目も確認しておくと、安心です。
■食中毒はアレルギーではない場合って?
アレルギーは、該当する食べ物の成分が免疫に過剰反応され、症状が出てきます。例えば、卵も、鶏卵なのか魚卵なのか、成分も違うため全ての卵がアレルギーだと言い切ることはできません。そのため、それぞれの卵で検査をする必要があります。
しかし、フグなど毒を持つ食べ物は、免疫の力が働くわけではないので、症状が出てもアレルギーではありません。鯖や牡蠣など「当たった」と言われる食べ物も、アレルギーとは限らないのです。そのほかにも、里芋や長芋を触ったり食べたときに起こる症状も、アレルギーとは考えにくいでしょう。
アレルギーは、免疫が過剰に反応してしまう症状なので、関与がない場合はアレルギーではありません。